運動をした後にたくさん食べることは悪いことではありません。
むしろ、運動によって失われたカロリーや水分、栄養素をしっかり補給しなければ、体の回復が遅れてしまいます。
しかし、ここで大切になるのが「何を食べるか」という点です。
運動後こそ食べ物の選び方が重要です
運動を頑張ったからといって、ハンバーガーやポテトなど高カロリーなものを大量に食べてしまうと、消費したカロリーをすぐに上回ってしまいます。
その結果、使い切れなかったカロリーは体に蓄積され、特に脂肪分は体脂肪として残ってしまいます。
もちろん、筋肉や骨の材料になるたんぱく質やミネラルは必要ですので、質の良い栄養を意識して摂取することが大切です。
おいしいもの=高カロリーに注意しましょう
スナック菓子や洋菓子、油の多いステーキ、ファーストフードのセットメニューなどは、味はおいしいかもしれませんが、ダイエットやスタイル維持を考えている方にとっては控えめにしたい食品です。
たまにご褒美として楽しむ分には問題ありませんが、日常的に運動後のご褒美として習慣化してしまうと、なかなか成果が出にくくなります。

効率的に太る食べ方を知っていますか?
お相撲さんの食事法は「効率よく太る方法」としてよく知られています。
1日2回の食事をお腹いっぱい食べたあとに横になるというスタイルは、体が「エネルギーをため込もう」とする反応を利用しています。
これは、いわば「リバウンド効果」をわざと引き起こす方法です。
食事の回数と体の反応について知っておきましょう
人間の体は、食事の回数が減ると「飢餓状態」と認識して、脂肪を蓄えようとします。
逆に、1回あたりの量を少なくして、1日4~5回に分けて食事をすることで、血糖値が一定に保たれ、体が脂肪をため込もうとしなくなります。
ただし、常に血糖値が高い状態を続けることも健康には良くないため、食事の内容と量をバランスよく管理することが何より大切です。
運動後の食事は「摂取しすぎない」「選ぶ内容が大切」です
運動で消費したカロリーは、ほんの少しの食べすぎで簡単に取り戻してしまうものです。
そのため、運動後の食事は、「がんばったご褒美」として高カロリーに傾くのではなく、たんぱく質やビタミン・ミネラルを中心に、適正なカロリーで構成された食事を心がけることが大切です。
運動と食事はセットで考えることで、ダイエットや体づくり、健康維持の効果をしっかり感じられるようになります。
毎日の努力をムダにしないように、運動後の食事にも気を配っていきましょう。
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