平日の昼間、エニタイムフィットネスのフロアに足を踏み入れると、そこにあるのは意外にも幅広い世代が混ざり合う、静かで活気ある空間です。
かつては「昼間はシニア中心」というイメージが根強かったものの、今やそれは過去の話です。
実際には、在宅勤務の合間に運動する会社員、育児の合間を縫ってリフレッシュする主婦、さらには夜勤明けの医療従事者やサービス業の方々など、さまざまな生活スタイルを持つ人が利用しています。
中でも目立つのが、主婦やセミリタイア層のグループ。
和やかな雰囲気の中にも、「今日の目標はスクワット20回!」といったようなポジティブなエネルギーが感じられ、地域コミュニティのハブとしての役割も果たしていることがうかがえます。

また、リモートワークの普及で「時間の使い方が自由になった」ことも、昼間の利用者層の多様化に拍車をかけています。
かつては仕事の合間にジムに行くなんて考えられなかった時代から、今や「運動の時間も業務の一部」として捉える人も増えているのです。
実際に昼間のジムの様子を見てみますと、都心部や地域によってはほぼ満員ということもあります。
40〜60代の女性が中心で、活気にあふれています。
以前は比較的空いていた昼のジムも、今では早めに行かないと後ろの列にしか場所が空いていないこともあります。
この変化の背景には、健康意識の高まりだけでなく、ウェアラブル端末や健康管理アプリの普及もあるでしょう。「見える化」された健康データは、人々の運動習慣を自然に後押ししています。
団塊世代が高齢化を迎え、シニア層の利用がさらに進む今、フィットネスジムはただの運動場所ではなく、「健康」と「つながり」を提供する空間へと進化を遂げているのです。
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