フィットネスを始めるとき、多くの人が最初に悩むのが「どこのジムに通うか?」という問題です。
その中でも特に大きなテーマになるのが、「会社の近く」か「自宅の近く」かという立地の選択。
これは、見落とされがちですが、実はジム通いを“習慣化”するか、“三日坊主”で終わらせるかを分ける重要な要素になります。
私の結論は明確です。「家の近く」一択
私自身も過去にいくつかのジムに入会し、様々な通い方を試してきました。
通勤途中にあるジム、会社のそば、電車で1駅離れた商業施設内、どれも「悪くない条件」だったはずなのに、しばらく経つと足が遠のいてしまう。
なぜなのか?
その答えはシンプルで、ちょっとした距離と移動の面倒さが積み重なって、だんだん億劫になってしまうからです。
私が今通っているフィットネスクラブは、自宅から自転車でたったの5分。
この距離感こそが、運動を無理なく続けられる最大の理由だと感じています。
なぜ「家の近く」が最強なのか?
まず、思い立ったらすぐに行ける。これがとにかく大きいです。
仕事終わりに「今日は疲れたから…」と迷ったとしても、「たった3分だし、軽く身体を動かして帰ろう」と思える。
これが電車に乗って行かなければならない距離だったら、十中八九、今日は休もう…となっていたでしょう。
さらに、休日の使い方にも違いが出ます。
午前中に少しだけ体を動かしてサッと帰ってくる、
昼食後にもう一度ストレッチや筋トレだけしに行く、
1日2回通うことも、家の近くだからこそできることです。

通いやすさは、継続力そのもの
フィットネスクラブの効果は、「週1回通ったから劇的に変わる」ものではなく、毎週・毎月とコツコツ続けることで、少しずつ身体と心に変化が現れてくるものです。
そのためにも、“続けられる条件”を整えることが非常に重要で、その筆頭が「立地」、つまり「距離」なのです。
モチベーションややる気に頼らず、物理的に通いやすい環境を整えておくことが、結果的に一番続きます。
「会社の近く」でもいい人のタイプとは?
とはいえ、会社の近くのジムが必ずしもダメだというわけではありません。
以下のような方には、職場近くもおすすめです。
- 出社前やお昼休みに軽くトレーニングしたい人
- 残業の少ない職場で、仕事後に時間が取りやすい人
- 休日にジムではなく自宅でゆっくりしたい人
ただし注意点は、仕事帰りに急な予定や飲み会が入ると、ジムに寄れなくなる可能性があること。
また、「職場に近い=退職や転勤などの変化で通えなくなる可能性」もあるため、長期的に見た場合はやはり“自宅から近い場所”が安定します。
まとめ|選ぶなら「通いやすさ」を最優先に
フィットネスクラブ選びで大切なのは、施設の豪華さでも、マシンの新しさでも、料金の安さでもありません。
いかに自分の生活の一部として、無理なく組み込めるかどうか。
その鍵を握っているのが「立地」です。
私自身、今のように気軽に通えるようになってから、運動へのハードルが一気に下がり、継続のハードルも激減しました。
フィットネスを「始める」だけでなく、「続ける」ために、ぜひ、家から近い立地を基準に、あなたにとって無理のないジムを選んでみてください。
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