2025年の夏も厳しい暑さが続いていますね。

大阪でも連日猛暑日が続き、ジムの中は涼しいとはいえ、外との気温差で体調を崩される方もちらほら見かけます。

こういう時期こそ、トレーニングと並行して「食事・栄養面でのコンディション管理」が非常に重要になってきます。

さて、夏バテといえば「うなぎ」が定番ですが、今回はそのうなぎに含まれる脂肪とビタミンのお話をしてみましょう。

脂肪=悪ではない?

トレーニングに励んでいる方にとって、「脂肪」はなんとなく敬遠したくなる存在です。

でも、うなぎに含まれている脂肪には大切な役割があります。

実は、脂肪は脂溶性ビタミンを体内に吸収するために欠かせない存在なんです。

とくに、うなぎにはビタミンAが非常に豊富で、一匹食べるだけで1日の必要量を満たすほどです。

このビタミンAは、肌の健康や粘膜の保護、免疫維持に関わる栄養素で、美容にも体調維持にも非常に大切です。

脂肪をゼロにするのではなく、質の良い脂質を適切に摂ることが、ビタミンの効率的な吸収につながります。

「アデック」って覚えていますか?

脂肪と一緒に摂ると吸収されやすくなる「脂溶性ビタミン」は以下の4つ

  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE
  • ビタミンK

これをまとめて「ADEK(アデック)」と呼びます。フィットネス資格の勉強でもよく出てきます。

一方で、「水溶性ビタミン」にはビタミンCやB群、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンなどがあり、水に溶けやすく、余分な分は体外に排出されてしまいます。

サプリで摂る?それとも食事から?

最近はプロテインやサプリメントも多様化し、便利になっていますが、「ビタミンはできるだけ食品から摂る」のが基本です。

水溶性ビタミンは、毎日こまめに摂り続けることが大切。同じ野菜ばかりでなく、色の違う野菜や旬の果物を日替わりで取り入れるのが理想的です。

脂溶性ビタミンは摂り過ぎに注意が必要ですが、通常の食事で過剰になることはほとんどありません。

むしろ極端なダイエットや偏食で「脂質を避けすぎる」と吸収不足になってしまうことがあります。

トレーニングと食事、どちらかではなく両方大切

脂質はエネルギー効率が高いため、摂り過ぎると体脂肪になりやすい一方で、適量を取らないとビタミン不足やホルモンバランスの乱れを招きます。

私たちエニタイムフィットネスでは、「トレーニング×栄養×休息」のバランスが、長期的な健康とボディメイクにとって最も大切だと考えています。

会員の皆さまには、ジムでのトレーニングサポートだけでなく、管理栄養士による食事アドバイスなども今後提供していく予定です。(店舗によります)

気になる方はお気軽にスタッフにお声かけくださいね。

さて、最後に復習クイズです。

Q:脂溶性ビタミンの4種類は?

答えは A・D・E・K(アデック)

「脂肪を極端に避けるより、ビタミンの吸収効率まで意識して摂る」
そんなスマートな食生活を、トレーニングとともに目指していきましょう!

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