健康づくりにおいて、栄養・運動・休養の3つは基本となる柱です。
エニタイムフィットネスでは、運動や栄養指導だけでなく、「休養=心と体の回復時間」についても、同じくらい重要だと考えています。
「休養」と聞いてまず思い浮かぶのは睡眠かもしれませんが、本来の休養とはもっと幅広い意味を持っています。
たとえば、ストレスの軽減やリラックスできる時間、気分転換、趣味、瞑想、旅行など、すべてが心身の回復につながる「積極的な休養」です。

休養は“積極的に取るべき行動”へ
従来、休養は「何もしない」「怠けている」といった受け身で消極的なイメージを持たれがちでした。
しかし、現代社会ではストレスの多さから、心の不調を感じる方が急増しています。
今こそ、休養を意識的に取り入れることが「自己管理」の一部になっています。
「休む」ことには、肉体的な疲労回復だけでなく、精神的なリセットという側面もあります。
そして「養う」ことには、しっかりと栄養を補い、次のパフォーマンスに備えるという意味も含まれています。
精神的な疲労の割合が増えている現代
身体の疲労よりも、目に見えない精神的な疲れこそが、現代人にとっての大きな課題になっています。
仕事、家庭、人間関係、SNS疲れなど、心が疲れる原因は日常に溢れています。
こうした状況では、単に睡眠時間を増やすだけでは不十分です。意識して“心を癒す時間”をつくることが必要です。
- 自然の中でゆっくり過ごす
- お気に入りの音楽を聴く
- 誰かと本音で話す
- スマートフォンを一時的にオフにする
このような行動はすべて「精神的休養」につながり、ストレスの軽減や回復力の向上を促します。
WHOが定義する「健康」とは?
世界保健機構(WHO)は健康をこう定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」
つまり、心の健康も、社会的なつながりも含めた「トータルな健康」が理想とされています。
ただ単に不調がないことではなく、自分らしく前向きに生活できる心の安定が求められているのです。
メンタルヘルスの時代へ
体脂肪率や筋力などのように、心の状態には明確な「数値」がありません。
そのため、他人と比較することはできませんし、するべきでもありません。
その代わり、自分の感覚を大切にし、日々の中で「疲れていないか」「張りつめすぎていないか」とセルフチェックすることがとても大切です。
運動が心に良いことは広く知られていますが、休養もまた、心と体のコンディションを保つための土台です。
エニタイムフィットネスでは、運動習慣の継続と同じように、休養の質やメンタルヘルスケアも積極的に応援しています。
自分を追い込みすぎず、うまく力を抜く時間もぜひ意識してみてください。
それが、健康な毎日への第一歩になります。
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